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2024年3月24日

2024年5月1日主日礼拝2024


2024年3月24日
棕櫚の主日
東洋ローア・キリスト伝道教会
前橋伝道所
黙祷
招詞   マタイの福音書16:24
讃美   讃美21・148番「全地よ、主に向かい」
主の祈り
使徒信条
祈祷
聖書朗読 マルコの福音書15:1~39
説教   「主の受難」
讃美   新聖歌108番「丘にたてる荒削りの」
執事就任式
聖餐
献金感謝祈祷
頌栄   讃美歌541番「父、み子、み霊」
祝祷
※手話による礼拝です。
“夜が明けるとすぐに、祭司長たちは、長老たちや律法学者たちと最高法院全体で協議を行ってから、イエスを縛って連れ出し、ピラトに引き渡した。
ピラトはイエスに尋ねた。「あなたはユダヤ人の王なのか。」イエスは答えられた。「あなたがそう言っています。」
そこで祭司長たちは、多くのことでイエスを訴えた。
ピラトは再びイエスに尋ねた。「何も答えないのか。見なさい。彼らはあんなにまであなたを訴えているが。」
しかし、イエスはもはや何も答えようとされなかった。それにはピラトも驚いた。
ところで、ピラトは祭りのたびに、人々の願う囚人一人を釈放していた。
そこに、バラバという者がいて、暴動で人殺しをした暴徒たちとともに牢につながれていた。
群衆が上って来て、いつものようにしてもらうことを、ピラトに要求し始めた。
そこでピラトは彼らに答えた。「おまえたちはユダヤ人の王を釈放してほしいのか。」
ピラトは、祭司長たちがねたみからイエスを引き渡したことを、知っていたのである。
しかし、祭司長たちは、むしろ、バラバを釈放してもらうように群衆を扇動した。
そこで、ピラトは再び答えた。「では、おまえたちがユダヤ人の王と呼ぶあの人を、私にどうしてほしいのか。」
すると彼らはまたも叫んだ。「十字架につけろ。」
ピラトは彼らに言った。「あの人がどんな悪いことをしたのか。」しかし、彼らはますます激しく叫び続けた。「十字架につけろ。」
それで、ピラトは群衆を満足させようと思い、バラバを釈放し、イエスはむちで打ってから、十字架につけるために引き渡した。
兵士たちは、イエスを中庭に、すなわち、総督官邸の中に連れて行き、全部隊を呼び集めた。
そして、イエスに紫の衣を着せ、茨の冠を編んでかぶらせ、
それから、「ユダヤ人の王様、万歳」と叫んで敬礼し始めた。
また、葦の棒でイエスの頭をたたき、唾をかけ、ひざまずいて拝んだ。
彼らはイエスをからかってから、紫の衣を脱がせて、元の衣を着せた。それから、イエスを十字架につけるために連れ出した。
兵士たちは、通りかかったクレネ人シモンという人に、イエスの十字架を無理やり背負わせた。彼はアレクサンドロとルフォスの父で、田舎から来ていた。
彼らはイエスを、ゴルゴタという所(訳すと、どくろの場所)に連れて行った。
彼らは、没薬を混ぜたぶどう酒を与えようとしたが、イエスはお受けにならなかった。
それから、彼らはイエスを十字架につけた。そして、くじを引いて、だれが何を取るかを決め、イエスの衣を分けた。
彼らがイエスを十字架につけたのは、午前九時であった。
イエスの罪状書きには、「ユダヤ人の王」と書いてあった。
彼らは、イエスと一緒に二人の強盗を、一人は右に、一人は左に、十字架につけた。
通りすがりの人たちは、頭を振りながらイエスをののしって言った。「おい、神殿を壊して三日で建てる人よ。
十字架から降りて来て、自分を救ってみろ。」
同じように、祭司長たちも律法学者たちと一緒になって、代わる代わるイエスを嘲って言った。「他人は救ったが、自分は救えない。
キリスト、イスラエルの王に、今、十字架から降りてもらおう。それを見たら信じよう。」また、一緒に十字架につけられていた者たちもイエスをののしった。
さて、十二時になったとき、闇が全地をおおい、午後三時まで続いた。
そして三時に、イエスは大声で叫ばれた。「エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ。」訳すと「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
そばに立っていた人たちの何人かがこれを聞いて言った。「ほら、エリヤを呼んでいる。」
すると一人が駆け寄り、海綿に酸いぶどう酒を含ませて、葦の棒に付け、「待て。エリヤが降ろしに来るか見てみよう」と言って、イエスに飲ませようとした。
しかし、イエスは大声をあげて、息を引き取られた。
すると、神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て言った。「この方は本当に神の子であった。」"
マルコの福音書 15章1~39節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
「キリストの生涯」
1513年
ガウディンツィオ・フェラーリ
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会所蔵