2023年3月26日

2023年4月5日主日礼拝メッセージ2023

2023年3月26日
東洋ローア・キリスト伝道教会
前橋伝道所

受難節第五主日
黙祷
招詞   マタイ16:24
讃美   讃美歌56番「七日のたび路」
主の祈り
使徒信条
祈祷
聖書朗読 ヨハネの福音書11:17~44
説教   「彼らが信じるようになるために」
讃美   新聖歌182番「ただ信ぜよ」
聖餐
献金感謝祈祷
頌栄   讃美歌541番「父、み子、み霊」
祝祷
※手話による礼拝です。
“イエスがおいでになると、ラザロは墓の中に入れられて、すでに四日たっていた。
ベタニアはエルサレムに近く、十五スタディオンほど離れたところにあった。
マルタとマリアのところには、兄弟のことで慰めようと、大勢のユダヤ人が来ていた。
マルタは、イエスが来られたと聞いて、出迎えに行った。マリアは家で座っていた。
マルタはイエスに言った。「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。
しかし、あなたが神にお求めになることは何でも、神があなたにお与えになることを、私は今でも知っています。」
イエスは彼女に言われた。「あなたの兄弟はよみがえります。」
マルタはイエスに言った。「終わりの日のよみがえりの時に、私の兄弟がよみがえることは知っています。」
イエスは彼女に言われた。「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。
また、生きていてわたしを信じる者はみな、永遠に決して死ぬことがありません。あなたは、このことを信じますか。」
彼女はイエスに言った。「はい、主よ。私は、あなたが世に来られる神の子キリストであると信じております。」
マルタはこう言ってから、帰って行って姉妹のマリアを呼び、そっと伝えた。「先生がお見えになり、あなたを呼んでおられます。」
マリアはそれを聞くと、すぐに立ち上がって、イエスのところに行った。
イエスはまだ村に入らず、マルタが出迎えた場所におられた。
マリアとともに家にいて、彼女を慰めていたユダヤ人たちは、マリアが急いで立ち上がって出て行くのを見て、墓に泣きに行くのだろうと思い、ついて行った。
マリアはイエスがおられるところに来た。そしてイエスを見ると、足もとにひれ伏して言った。「主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。」
イエスは、彼女が泣き、一緒に来たユダヤ人たちも泣いているのをご覧になった。そして、霊に憤りを覚え、心を騒がせて、
「彼をどこに置きましたか」と言われた。彼らはイエスに「主よ、来てご覧ください」と言った。
イエスは涙を流された。
ユダヤ人たちは言った。「ご覧なさい。どんなにラザロを愛しておられたことか。」
しかし、彼らのうちのある者たちは、「見えない人の目を開けたこの方も、ラザロが死なないようにすることはできなかったのか」と言った。
イエスは再び心のうちに憤りを覚えながら、墓に来られた。墓は洞穴で、石が置かれてふさがれていた。
イエスは言われた。「その石を取りのけなさい。」死んだラザロの姉妹マルタは言った。「主よ、もう臭くなっています。四日になりますから。」
イエスは彼女に言われた。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」
そこで、彼らは石を取りのけた。イエスは目を上げて言われた。「父よ、わたしの願いを聞いてくださったことを感謝します。
あなたはいつでもわたしの願いを聞いてくださると、わたしは知っておりましたが、周りにいる人たちのために、こう申し上げました。あなたがわたしを遣わされたことを、彼らが信じるようになるために。」
そう言ってから、イエスは大声で叫ばれた。「ラザロよ、出て来なさい。」
すると、死んでいた人が、手と足を長い布で巻かれたまま出て来た。彼の顔は布で包まれていた。イエスは彼らに言われた。「ほどいてやって、帰らせなさい。」"
ヨハネの福音書 11章17~44節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会
『ラザロの復活』
ジョット・ディ・ボンドーネ
1306年
スクロヴェーニ礼拝堂所蔵